私たちがチーズに興味を持ち始めてから初めて購入したヤギの乳を使ったチーズクロタン・ド・シャヴィニョルをご紹介します!
馬の〇〇に似ているってなーに?
馬の糞。馬糞に似ているそうだよ!(笑)
熟成の進んだこのチーズは黒っぽいカビが生えてくるので、それを見た昔の人がクロタンと名付けたそうです。
確かにサイズは5cmくらいでコロッとしているので、昔の人から見たら馬糞に見えたのかもしれませんね。
クロタン・ド・シャヴィニョルの特徴
チーズの名前 | クロタン・ド・シャヴィニョル(Crottin de chavignol) |
チーズの分類 | シェーブルチーズ |
原材料 | 生山羊乳、塩 |
内容量 | 製品によるが、60g前後が多い |
産地 | フランス |
フランスのロワール地方シャヴィニョル村で盛んに作られているシェーブルタイプのチーズです。
見た目は、直径4~5センチ、高さも4~5センチほどの樽型で、本当にコロッとしてかわいらしい。
以前記事を書いた国産チーズのなすのと形が似てます。なすのは180g、シャヴィニョルは大体60‐50gものすごく小さく感じるはず!
香りもさわやかなヤギ乳の香りで、そこまできつくないはずです。
後述しますが、シャヴィニョルには熟成具合によって7種類前後の呼び名があり、それらによっても香りや味は変わってきます!
現地フランスと、日本との違い
日本だとチーズ専門店で見つけられるはず。
フランスではとてもオーソドックスなヤギチーズなので、スーパーでも並んでいるそうですよ。
価格も、フランスは1ユーロ。専属の熟成士が熟成しても3ユーロ行くか行かないか。
1ユーロは大体130円… このシャヴィニョルをほぼ200円足らずで買えるのは驚き!!
日本だとその4倍~で、600円~1200円くらいが一般的。私たちが購入したものも大体800円くらいでした。
これ聞くと現地に行っていやになるほど食べたいかも…
クロタン・ド・シャヴィニョルを食べてみての感想
購入したものはあまり熟成の進んでいないデュミ・セックと呼ばれる種類でした。
まだ見た目は白く、ブリドモーのような感じかな?
包丁を入れるとしっかりとした硬さがあって、でも中はホロっとしていく感じ。
ヤギ乳特有の爽やかな酸味と、ミルクのコクが強くて、熟成具合からもやっぱりフレッシュチーズに近いかな?
すごーく小さいチーズだけど、味が凝縮されていて、少量でとても満足できる結構コスパの良いチーズだと感じました。
クロタン・ド・シャヴィニョルの熟成違い
前述したとおり、クロタン・ド・シャヴィニョルには変わりないけど、熟成具合によっていろいろな名前がついています。
- クロタン・ド・シャヴィニョル ブルーテ
- クロタン・ド・シャヴィニョル セック
などと熟成具合を後ろに表示して販売しているお店もあります。
10日間熟成:デュミ・セック(1/2sec)
この記事で取り上げている熟成期間のチーズ。
クロタン・ド・シャヴィニョルは10日以上熟成しないと出荷できないため、最低熟成期間です。
見た目はブリー・ド・モーを思わせる白い見た目で、熟成がまだ浅いので酸味、コクともに爽やか。
1か月熟成:ブルーテ(Bleute)
このころから表皮に白に近いグレーのカビが生え始める。
1か月半熟成:ブルー(bleu)
日本で売られているクロタン・ド・シャヴィニョルはここまでの熟成具合が多い。
見た目は少し白が混ざるグレー。
3か月熟成:トレ・モア(3mois)
ここまでくると乾燥が進むため、50‐60gあったものから少し小ぶりに。
また、チーズに生えているカビもモサモサと見受けられる。
3~4か月熟成:セック(sec)
表皮はハードチーズのように見るからに固く乾燥してくる。
さらに小ぶりになる。
さらに熟成:ルパセ
壺でさらに熟成させるタイプで、梅干をつけるようなサイズの壺にいくつもシャヴィニョルを入れ保存。
表面はねとねとしてきて、内部はトロッと3~4か月熟成のセックとはガラッと変わります。
クロタン・ド・シャヴィニョルを食べるなら・・・
ここからなら手軽に購入できるからおすすめ♪
ちょっと変わったクロタン・ド・シャヴィニョルを食べたいなら?
チーズがいろいろ詰め合わせになって、レーズンがまぶされているこちら!
今回購入したお店紹介
カウンター・その後ろにも所狭しとチーズが置いてあり、幸せ空間でした!
チーズ専門店LAMMAS 三軒茶屋本店
〒154-0002 東京都世田谷区下馬2-20-5
https://www.lammas.jp/