「秩父カマンベール」【秩父やまなみチーズ工房】

秩父カマンベールは、埼玉県秩父市のチーズ工房で1から手作業で製造されている”工房チーズ”です。

スーパーで販売のあるカマンベールチーズと何が違うの?って思う方も多いと思います。

それはやっぱり一般に販売していないからこその特別感や、チーズの香りや味、さらにチーズの原料である牛乳がポイントだったりします。

秩父カマンベールは、チーズ特有のクセがありながら穏やかで食べやすく

スーパーのカマンベールチーズでは物足りない…
でも国外の本格的なチーズだとクセが強すぎて…
そもそも工房チーズを食べたことが無いんだよね…

そんな方にぜひ秩父カマンベールを食べていたきたいのでご紹介していきます!

目次

秩父カマンベールの特徴

チーズの名前秩父カマンベール
チーズの分類白カビタイプ
原材料生乳(秩父産)、塩
内容量165g
産地埼玉県秩父市 秩父やまなみチーズ工房

まずは直径10.5㎝・高さ5㎝くらいの木箱にかわいらしいパッケージ。
このかわいらしいデザインは店舗の外観などにも使われており、地元秩父のデザイナーさんが一貫して制作をしたそうです。

木箱の蓋を開けると、名刺サイズの紙が1枚。

この紙にはチーズの簡単な食べ方や保存方法が書いてあるので、普段チーズを食べない方にも安心です。

チーズ自体は木箱より一回り小さく、直径9㎝・高さ3.5㎝で165グラム。
あまり見ないサイズ感で、スーパーでよく見るカマンベールより一回り大きいイメージで想像してみてください。

外観は、均一で真っ白な白カビに覆われていて、ふさふさと厚みがあるものではなく薄く均等に覆っている印象です。

白カビがふさふさと生えているチーズもありますが、チーズを食べ慣れていない方にはギョッとしてしまうものですよね。
この秩父カマンベールは普段から工房チーズを食べていない方にも、工房チーズを食べるきっかけとなるチーズとして良いと思います!

KEN

スーパーで日常的に売られているチーズではなく、国産手作りチーズを食べてみたい!と思ったら食べてみて!

カットしてみると表皮はとても薄く、チーズの中身が多くてうれしい!
酸味のある香り・中心の芯のある見た目から、若い状態のチーズで販売されているんだなぁとわかります。

ちなみにこの若い状態で販売しているのには理由があるようで、次の項目で説明しますね。

秩父カマンベールへのこだわり

熟成度合い

チーズをカットしてみるとチーズの中心部分がそこまで熟成が進んでおらず若いと感じていました。

これには訳があって、好きなタイミングで食べてほしいから少し若い状態で販売をしているのかなと思いました。

白カビがたんぱく質を分解し、いろいろな風味が生まれます。秩父やまなみチーズ工房の秩父カマンベールは、乳酸菌や白カビが生きており、時間の経過とともに味の変化をお楽しみいただけます。お好きなタイミングでお召し上がりください。

MARI

購入してからも冷蔵庫で寝かせれば寝かせるほど熟成が進むので、クセの強いチーズが好きな方にはおすすめだよ!

チーズの熟成が進んでいないものを若いチーズと言い、ミルク本来の味をダイレクトに楽しむことができます。
熟成の進んだチーズは、ミルクに含まれている脂肪などが分解されることで、うまみやチーズ独特の風味が出てきます。

梱包に使われている木箱

熟成が進むとトロッとし、とてもやわらかくなるため、しっかりとした木箱に入れています

とあるように、自宅冷蔵庫内で熟成を行い購入から食べ終わるまで、この木箱一つで保存することを考えているのが伝わってきます。

私たちはカマンベールをクッキングシートで包み、そのうえで木箱に戻して保存をしていました。

保存のイメージ

Japan Cheese Awardsを受賞した経歴チーズ

国内チーズコンテストを何度か受賞したチーズでもあります。

  • Japan Cheese Awards 2020 ソフト/白カビ部門 銀賞
  • Japan Cheese Awards 2022 ソフト/白カビ部門 銅賞

チーズ工房を開業したのが2018年末で、2020年に行われたコンテストで早速受賞をしているのはこれからも期待ができますよね!

秩父カマンベールを食べてみての感想

食べてみると、まずヨーグルトのような爽やかな酸味と、あとから鼻に抜けるミルクの香りがします。

フレッシュチーズに近い味わいで、ミルク感が強い!
このチーズは本当に万人に合うチーズだなぁと思います。

カットしたときに表皮が薄いと思いましたが、これがとてもよく、口に残らないのでチーズのくちどけや食感を楽しむことができますね!

中心部分のミルク感と違い、表皮はクセが結構あるように感じられます。
クセというのは、キノコのような芳香が鼻を攻撃してきて、味もキノコのような感じ!

中身と表皮が本当に別物のチーズで、工房チーズ慣れしていない方は、表皮を取り除いてオーブンで焼いてみてもいいかもしれませんね。

MARI

チーズ特有のクセが苦手な方はオーブンで焼くとクセがだいぶ抑えられ、食べやすくなると思いますよ

ホールの半分消費して、残り半分は購入後2週間後に食べてみたところ、これまた別物のチーズに!

中心部分がとろけて、うまみと甘みが強くなっています。

そのまま食べてトロトロ状態のチーズがお好きなら、購入から我慢して保存していいかもしれないですね!

表皮はさらにキノコの顔しが強くなり、海外産チーズのような強い風味に大変身していました!

秩父カマンベールの食べ方

常温(20~30度くらい)に30分前後置いてから、そのままカットして食べてみてください。

秩父カマンベールのなめらかな食感と、チーズの原料であるミルクの風味をダイレクトに味わうことができますよ!

そのまま食べる場合は、酸味のあるドライフルーツと食べることもおすすめです!

よりミルクの風味を感じることができておいしさも倍増です!

常温に戻すときの注意点
食べる分だけカットし、サランラップなどで乾燥を防ぎつつ常温に戻しましょう。

次に、カットした秩父カマンベールをバケットや食パンでもいいので乗せてオーブンでブン!

ミルクに含まれる脂肪分が溶けてパンに染みこみ、チーズが柔らかくトロリとなるのでこれもおすすめ!

MARI

チーズのクセが強かったり食べにくいと感じたら、チーズに熱を加える調理方法がおすすめですよ。
クセが少なくなります!

秩父カマンベールを購入するなら…

公式ホームページから購入することができます。

私たちのようにふるさと納税の返礼品としていただくことも可能です。

他には、埼玉県の各所レストランで、秩父やまなみチーズ工房さんのチーズを使ったメニューが提供されているようです。

こちらも公式ホームページの、こちらより確認いただけます!

チーズ工房情報

工房名秩父やまなみチーズ工房
住所〒369-1503
埼玉県秩父市下吉田4074-2
営業時間12:00~17:00
定休日金・土・日曜日(月曜が祝祭日の場合は営業)
電話番号0494-26-7638
駐車場あり
ホームページhttps://chichibu-cheese.shop-pro.jp/

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