「発酵グラスフェッドバター」【プティフロマージュ】

渋谷の北海道地チーズ博で出会った、北海道名寄にあるチーズ工房「プティフロマージュ」さんが作っている「発酵グラスフェッドバターテラコッタ　フランボワーズ」。

ちょうどこの日チーズが売り切れており、このバターの販売のみあったので、購入してみました！

発酵グラスフェッドバターの特徴

有塩発酵バターに木苺のパウダーとリキュールで味・香りをつけているみたいです。

着色料を使用していないのにこのピンク…！

蓋を開けると、ふわっとフランボワーズの香りがして、食欲をものすごく誘ってくれるんですよ♪

使っている塩にもとてもこだわっていて、フランス産のゲランドの塩を使っているこだわりよう！

テラコッタの容器

テラコッタという、素焼きのかわいらしいサイズの容器に入っていて、厚紙の蓋で覆われています。

このテラコッタ、外はざらざらと素焼きの風合いがありながら、内側はコーディングされているのかとてもツルツルしているので、水分を吸い込むこともなく使った後も汎用性が高そうです。

グラスフェッドって？

効率よくミルクを出してもらうために、栄養豊富な人工的な餌や乾燥した草を食べさせることがほとんどです。

北海道をドライブしていると、白や黒のサランラップみたいなのに巻かれた丸っこいのが牧場に転がっていると思います。
ラップサイレージといって、中には牧草が詰まっており、牛がおいしく食べられるように発酵させています。

発酵グラスフェッドバターで使用しているミルクは、自然放牧した牛から採れるミルクを使用しているんです（グラスフェッドミルク）。

自然放牧すると、自然に生えた草しか食べることができないので、のびのびと自由気ままに食べます。
そうすると人工的に飼育された牛と比較してミルクの量も減りますし、さまざまなコスト増になるんです。

発酵グラスフェッドバターを食べてみた

冷蔵庫から出してすくってみると結構柔らかい。
普通のバターはカッチカチで、バターナイフなどですくうのも大変ですが、リキュールなどが入っているからか柔らかでパンにも塗りやすいですね！

今回私たちはトーストに塗って食べてみました。

最初の一口目…

しっかりパンに溶けたバターがじゅわ～っと出てきたあと、フランボワーズの甘酸っぱさがやってきて口いっぱいに広がります。
これ、食べたら止まらなくなります！

有塩バターなので、塩味が強いかな？と思いきや、本当に少し感じる程度で、全くしょっぱくなく甘味を引き立てるアクセントになっていてさらにやみつきに。

発酵グラスフェッドバターの食べ方

トーストにそのまま塗るのが、バターの旨味とフランボワーズの甘酸っぱさがダイレクトに伝わって個人的におすすめです。

食パンは4枚切り・6枚切りで試しましたが、厚めの4枚切りが断然おすすめ！

公式のECページでは以下の食べ方をおすすめしていました！

• 冷たいまま酸味のあるパンに乗せると、新鮮な風味が楽しめます。
• パンに発酵バターを塗りグラニュー糖を振ってこんがり焼き、シュガートーストに。フランボワーズバターでつくるとさらに香り華やか！
• 卵料理やパンケーキはじめ、お料理の仕上げに加えるとコクと香りが格別。
• じゃがいもや野菜のスープに少し入れるだけで、味が決まります。

発酵グラスフェッドバターを買うなら？

公式のECサイトか、経営元が同じAOZORA料理店にて購入可能・催事で購入するしかなさそうです。

プティフロマージュさん以外にもいくつか発酵グラスフェッドバターを出しているところがあり、中でも有名なのは岩手県にあるなかほら牧場さん。

保存方法は最近アメリカで人気のバターベルはいかがでしょうか？

2日か3日に水を変える必要がありますが、常温で保存して、やわらかなバターを塗ることができますよ！

チーズ工房情報

チーズ工房では直接販売が無いようなので、経営元が同じでチーズやバターの販売があるAOZORA料理店のご紹介をします。

工房名	プティフロマージュ(Le Petit Fromage)
住所	プティフロマージュ 〒098-2208 北海道中川郡美深町仁宇布215 AOZORA料理店 〒096-0030 北海道名寄市大通り北3丁目17番地
営業時間	AOZORA料理店 ランチ　12:00～13:30 (LO) ディナー　17:30～21:00 (LO)
定休日	AOZORA料理店：火曜日・水曜日
電話番号	AOZORA料理店：01654-8-7416
駐車場	AOZORA料理店：あり
ホームページ	https://agrifoodism-nayoro.com/Le-Petite-Fromage/

プティフロマージュ