利根川・新利根川に挟まれた土地に新利根チーズ工房があります。
闇夜、その利根川に浮かぶ満月を想像させるチーズ。
それが月利根。
実際手にとってみると、鮮やかでとてもきれいな真ん丸な形。
中秋の名月に食べてほしいと思うこの新利根をご紹介していきます!
月利根の特徴

チーズの名前 | 月利根 |
チーズの分類 | ウォッシュタイプ |
原材料 | 生乳(稲敷市)、食塩、日本酒(米、米こうじ) |
内容量 | 140g以上 |
産地 | 茨城県稲敷市 新利根チーズ工房 |
コロンと丸く、艶のある見た目をしています。
表面の色はサイトの写真よりもオレンジが強く#f58220くらいの色をしています。

すいません!職業病だ…色コードが出てきてしまいました><



ま、まあとにかく濃いオレンジだってことです!


カットをしてみると弾力があって中身がしっかり詰まっています。
外の色が濃いのでコントラストもきれいですね!



ん-中の色は#ffe9a9かな?


他には、熟成期間が1カ月以上ということもあって月に少量しか作れず貴重なんだとか。



新利根チーズ工房さんの店舗でしか見かけなかったのは、やっぱり生産量が少ないからなのかな?
ご近所さんの地酒を使っている
このチーズの大きな特徴といえば、日本酒で洗っているということでしょうか。
ウォッシュチーズは通常、塩水でチーズ表面を洗うことが多いですが、月利根は地酒「仁勇」と「不動」の2種類を使った磨き液で洗っているそうです。


地酒「仁勇」と「不動」は、千葉県神崎町にある神崎酒造蔵さんのお酒。
千葉県は隣県ですが、チーズ工房と酒蔵が直線距離4キロほどなのでご近所さんですよね!
月利根の由来
新利根チーズ工房さんの公式には下のように書いてありました。
そしてある満月の夜、利根川に掛かる橋を渡っている最中に、利根川の水面に映る丸い月を見て、それが脳内で本商品の丸いオレンジ色と結びついた。
「月利根」の商品名はこの利根川に映る満月が由来である。
新利根チーズ工房さんで製造しているチーズほとんどに、それぞれ地元の何かしらの名前を含んでいてとても地元想いのチーズ工房さんです。
チーズ:月利根を食べてみての感想
口に含むともっちりねっとり面白い食感。
ウォッシュチーズの何とも言えない香りが鼻に抜けていき、少し経つとミルキーさと塩味が感じられて、口の中がうまみでいっぱいになります!
賞味期限1か月前のチーズでしたが比較的しっかりしていて、「とろり」より、もっちり!って感じです。
ウォッシュチーズ表皮には特有のシャリシャリ感もあって最高においしいですね!
前半は穏やかなチーズかな?と思いきや、後半はしっかりしたウォッシュチーズで1口で変化が楽しめます♪
このチーズ余韻がすごく長く、1口食べるだけで満足感がすごくあります。
1ホール140グラム程度ですが、すぐには無くなりそうにありません。
他にはチーズ表面を日本酒で洗っていることもあり、塩水などで洗っている一般的なウォッシュチーズとは少し異なる風味も特徴ですね!
やっぱり日本酒との相性が抜群で、お酒が進みます♪



チーズを1口食べて満足。日本酒飲んで口直し。またチーズが欲しくなる…無限ループですこれ。
冷蔵庫で1週間程度追熟させるともっちり感はあまり変わらず、ウォッシュチーズの香りがとても強くなりました!
うまみも増え、購入時とは別物チーズってくらい変化があります。
クセのあるチーズが好きな人にはたまらない状態になりますよ!
月利根の食べ方
月利根はウォッシュチーズなので比較的クセのあるチーズです。
チーズを食べ慣れている方であればまずそのまま召し上がってください。
慣れていない方は火を入れるなど少し調理をしてみてください!
実はそのまま食べても2種類楽しめるんですよ?
というのも、冷蔵庫から出すとチーズがまだ冷たく、歯切れよくもっちり。
常温だとチーズが少しとろけて柔らかもっちり。



私は常温に戻す方が好き!
おすすめ
公式ページなどにも記載があるように、全粒粉パンやライ麦パンと合わせて食べる方法がおすすめ!
下の画像のよりは薄くスライスしてパンにちょこんと乗せてそのままでもGood!
乗せてからオーブンでブンっ!と焼いてあげてもおいしいですよ。
焼く場合はぜひ、焼き終わってからオリーブオイルや黒コショウをかけてみてください。


そのほかの食べ方
- フライパンでカリカリに焼いてみる
- 牛乳や生クリームと合わせフライパンで溶かし、パスタソースや濃さを調整してディップソースも
月利根を購入するなら…
直接購入だと、新利根チーズ工房さんの店舗以外で置いてあるところがわかりませんでした…
店舗に行けない!という方は…
(店舗HPご参照ください)
- 店舗に電話
- Facebookページへのメッセージ
チーズ工房情報
川沿いの牧場内にある小さなチーズ工房。
工房名 | 新利根チーズ工房 |
住所 | 〒300-0616 茨城県稲敷市東大沼うし新田1510-6(カーナビ入力時には稲敷市市崎2381) |
営業時間 | 金・土・日・祝日の12:30〜16:00(毎月Facebookで定休日・営業時間の記載あり) |
定休日 | 月・火・水・木(毎月Facebookで定休日・営業時間の記載あり) |
電話番号 | 0299-94-3004 |
駐車場 | あり |
ホームページ | 公式HP: https://shintone-cheese.com/ facebook: https://www.facebook.com/attya.nishiyama |