長野県佐久市のはずれにあるBOSQUESO CHEESE LABさん(ボスケソ・チーズラボ)。
日本では見ないような面白いチーズを作っているんです。
そんなKASUGAチーズをご紹介していきます!
KASUGA(カスガ)の特徴
チーズの名前 | KASUGA Large(カスガ L) |
チーズの分類 | ウォッシュタイプ |
原材料 | 生乳(信州産)、食塩、アナトー |
内容量 | 110g |
産地 | 長野県佐久市 BOSQUESO CHEESE LAB(ボスケソ・チーズラボ) |
まずはなんといっても名前。
チーズを見慣れている人が見たら、見たことのないネーミングだと思います。
これは、BOSQUESO CHEESE LABさんがある住所に由来しているそうで、長野県佐久市「春日」にあるからその名前になったとか。
サイズも日本のチーズとしては1つが大きく、丸太状で高さは6センチ、直径8センチくらいでしょうか。
1つ220グラムもあるんです。
見た目は彩度の濃い黄色っぽいオレンジ色をしていて、表皮には細かなしわがたくさん。
フランスで作られているラングルを彷彿とさせる見た目です。
切ってみると、写真のようにキメが細かく真っ白なチーズが顔を出して、表面の顔とは全く異なる表情を見せてくれます。
本当、日本でこんなチーズは見たことがないよね~!
春日温泉の温泉水を使っている
このチーズには世界でも珍しいと思える特徴があって、BOSQUESO CHEESE LABさんがある地元、春日に湧いている春日温泉の温泉水を使っているんです!
春日温泉入りたいけど、時間が…
材料に使うというわけではなくて…
ウォッシュタイプのチーズなので、温泉水を使ってチーズの表面を洗い、ウォッシュチーズに必要なリネンス菌の繁殖を促しているとか…!
一般的なウォッシュチーズは、塩水でチーズの表面を洗うんですよ。
だからか、このKASUGAはとても独特な香りがして、幼いころへそを指でホジホジしたような香りがしてきました(笑)
あっ、でも、ものすごくおいしいんですよ?
詳しくは下に感想も書いてあるので見てみてくださいね。
KASUGAにも多くの種類がある
多くの種類があると言うと語弊があるのですが、まずKASUGA Largeについて。
Largeは丸太型のチーズ1つの状態を指しているようです。
なので、220グラムの状態ですね。
KASUGA MediumはLargeを半分にした状態。
110グラムの状態です。
日本に売っているチーズの大半はこのくらいの重量なので、価格的にも手を出しやすいですし、食べきるのには最適なサイズなのかなと思っています。
私たちが購入した際にはMediumサイズのみの販売でしたよ
Spec-Rっていうかっちょいい種類も!
店舗に伺った際に初めて見たものです。
通常のKASUGAとは見た目も違って、どちらかというとマンステールやカマンベールチーズのような薄い円系でした。
しわは均一で少なく、色は同じような黄色っぽいオレンジですね。
凝固方法が異なるようで、通常のKASUGAは酸凝固で、こちらはレンネット凝固。
酸凝固は少し酸味があり、ほろほろとくちどけが良いチーズになることが特徴です。
レンネット凝固は、酸味はほぼなく、もっちりとした食感になることが大きな特徴です。
Spec-Rの「R」はおそらく、レンネットの頭文字であるRをもじったのかなー?と。
チーズ1つでもこれだけ特徴があって、他の国産チーズとは結構異なることがわかったでしょうか?
次はお待ちかね、食べてみた感想です!
KASUGA(カスガ)を食べてみての感想
店頭で購入して、帰宅後すぐ食べてみました。
パッケージに表示されている賞味期限は、この時点で20日後でした。
まず封を開けて独特な香りだと話しましたが、本当に独特でチーズでは嗅いだことのない香りをしています。
香りのクセは強いかな?と思うので、ブルーチーズやウォッシュチーズが好きな方は難なく食べられると思いますよ!
口に入れてみると、表皮側はピリッとほんのり苦く、ねっとり食感。
鼻に抜けるウォッシュのいい香りがしてきます。
それから塩味が。
ウォッシュチーズだけど塩味はそこまで強くないチーズなのかな?と感じました。
白い中心部分を食べてみるとまだ若いからかもしれませんが、ほろほろと口にサッと溶けるような…
ミルクの甘みとうまみが凝縮されています!
熟成させているのに、フレッシュチーズの味に近く、同じく販売されていたMIMAKIというチーズが元になっているのかもしれません。
酸凝固で作られているだけあって、シェーブルチーズの舌触りに似ていますね。
KASUGA(カスガ)を食べるなら…
公式のECサイトがおすすめ!
ただ、人気のあるチーズのため、売り切れの場合が多いです!
それでもどうしても…という方は、長野県のアンテナショップでも以前見たことがあるので、もしかしたらそこでも取り扱いがあるかもしれません。
今回購入したお店
直営カフェボスケソ ウマバル
〒384-2205 長野県佐久市春日5928-21 望月馬事公苑クラブハウス内
https://www.facebook.com/bosqueso.uma.bar/
現地に行かれる際は曜日によってチーズを販売する店舗が異なるのでご注意ください。
ウマバルは、BOSQUESO CHEESE LABさんから1、2分ほど車を走らせるとあります。
チーズ工房情報
工房名 | BOSQUESO CHEESE LAB(ボスケソ・チーズラボ) |
住所 | 〒384-2205 長野県佐久市春日2208-2 |
営業時間 | 10:00〜17:30 |
定休日 | 特に決まった休みの掲載は無しのため不定休。 公式facebookかinstagramにその月の営業日を掲載 |
電話番号 | 工房:050-1170-2575 / ウマバル:050-1037-5797 |
駐車場 | あり |
ホームページ | https://bosqueso.official.ec/ |