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ずっと食べたいと思っててやっと念願叶ったよ~!
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ずっと食べたい食べたい言ってたからね(笑)
そう、食べたくても季節が合わなければすぐに食べることができなくて、
1年の内、半年間程度しか製造・販売されないモン・ドールについてご紹介です!
モン・ドールの特徴
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チーズの名前 | モン・ドール(Mont d’Or) |
チーズの別名 | ヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d’Or) |
チーズの分類 | ウォッシュタイプ |
原材料 | 牛乳(無殺菌)、塩 |
内容量 | 400g前後 |
産地 | フランス |
モン・ドールはフランスで作られているウォッシュタイプのチーズです。
モン・ドールという名前の由来は、産地がスイスとの国境に面していて、その国境にある山が由来になっているそうです。
AOC登録されているチーズでもあり、製造方法がしっかりルール化されています。
ルール以外の作り方・場所で作るとモン・ドールと名乗れません
このチーズの最大の特徴でもある、丸い木箱。
エセピアという木の樹皮から作られる木箱で、モン・ドール特有の香りを生み出しています。
また、製造工程ではエセピアの棚で熟成するというエセピア尽くし!!
製造方法も一般的なウォッシュタイプのチーズと変わりなく、定期的に裏表反転させながら塩水で表面を洗うという方法。
表面を洗う頻度によっては木箱内部や、チーズ表面に白カビが生えている場合がありますが、無害なのでご心配なく!
私達が食べたものは、木箱の内側にワサワサと、白カビが生えていました!
いつ販売されているの?
製造は8月15日から翌年の3月15日まで。
販売は9月10日から翌年の5月10日までの限定的です。
なぜ限定販売になったのか?
モン・ドールを作る地域は、フランスで生産量トップを誇るコンテチーズを作る産地です。
コンテは大型のハードタイプのチーズのため、牛乳が多く必要になります。
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コンテは1つ30~40kg!!1つのチーズを作るには牛乳を500リットル近く必要とします。
しかし、冬は乳牛の乳量が減ってしまう&雪で運べないといった理由から、小さな工房ではコンテチーズを作れない!という状況があったそうです。
そのため、製造期間もハードチーズよりも短く・乳量も少なくて作ることのできるモン・ドールが冬限定で作られるようになったわけです。
その名残から冬限定のチーズとして販売されるようになりました。
お隣スイスでは違う名前で製造されている(ヴァシュラン・モン・ドール)
以前フランス・スイス間で「モンドールの発祥地はどっちだ!?」という争いがありました。
結局はフランスが発祥地ということで落ち着いたようで、フランスAOCをモン・ドールが取得している以上、スイスでは同じ名前を出して作ることができません。
そこで製造方法も基本的に同じですがスイスでは、ヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d’Or)という名前で作られています。
フランスとスイスのモン・ドールの細かな違いは、いくつかあります。
フランス:牛乳(無殺菌)・エセピアの樹皮を使用
スイス:牛乳(殺菌)・産地であるスイスのヴォー産樹皮を使用
とくに、使用する樹皮が異なるので風味が相当異なるようです。
モン・ドールを食べてみての感想(特熟モンドール)
今回は東京の学芸大学駅にあるEuro Art(ユーロアール)さんで購入した特熟モンドールの感想になります!
特熟とあるように、輸入してからさらに自家製で追熟を行っているそうです。
その通りで、持ち帰りの袋の中から漂ってくる嗅いだことのない香り!
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早く食べてみたいと胸が躍ります!
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何度か分けて食べる際、チーズ内部を乾燥させないようにするため表皮を蓋のようにして保存するようです。
どのWebサイトも
上面の表皮を切り取って、それを蓋にして乾燥させないようにしてください。
と、書いてあるのですが、特熟モン・ドールは熟しすぎて表皮すらとても柔らかい!
ほろほろと崩れてしまうため、表皮を蓋にすることができず、食べる前から特熟を味わいました。
柔らかすぎて包丁で切ることもできないため、スプーンで食べることしかできません。
冷蔵庫から出してすぐ掬っても流れ出る柔らかさ。
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時間がたつとさらにとろーんと伸びてカスタードクリームのような柔らかさにまで。
食べてみるとミルクの強いコク、風味と、食べたことのないような香りが鼻に抜けていきました。
恐らくエセピアの香りがチーズにものすごくついていて、その独特の香りなんだと思います。
今まで食べてきたウォッシュチーズの香り・味が弱く感じられるほど強烈なチーズでした。
味、香りともに強烈なチーズなので、ハード系のパンと併せるとgood!
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とても食べやすくなるし、パンがものすごく進んじゃいますよ!
クリスマスにおすすめ!モン・ドールを食べるなら…
オーダーチーズなら世界的に有名な熟成士の方が手掛けたモンドールを1つから購入することができます。
オーブンで焼くとさらに香り高くなること間違いなしです!
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これからのクリスマスシーズン、机に3つも並べて食べてみたいものですよね
通常のメーカー品であれば、モン・ドール単価が3,000円と激安!
違う会社のものを食べ比べられるのもいい点かもしれません。
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今回購入したお店
伺うと毎回チーズの詳しい話をしていただいたり、面白い方なので店舗に行くだけでも楽しいですよ!
Euro Art(ユーロアール)
〒152-0001 東京都目黒区中央町2-35-17
https://www.euro-art2001.com/