前からこのキャラメル気になってたんだよねー!大きくて、おいしそう!
いやいや、キャラメルじゃなくてチーズだよ…
北欧ノルウェーではこのキャラメル…もとい、チーズは朝食として多く食べられているんだそうですよ。
そんなノルウェーの国民食、スキクイーンを紹介していきます!
スキクイーンの特徴
チーズの名前 | スキクイーン/ブルノスト(Brunost)/イェトスト(Gjetost) |
チーズの分類 | 乳清チーズ/ホエーチーズ |
原材料 | ホエイ、山羊乳、クリーム、生乳 |
産地 | ノルウェー |
日本だとスキクイーンという名前で親しみがあるチーズですが、これは商品名。
現地ノルウェーだとブルノスト(Brunost)という名前で呼ばれているそうです。
ほかにもアメリカだと、ブラウンチーズ(Brown Cheese)ともいうみたい。呼び名がたくさんあって大変です…
(実際にはまだ呼び名はあります…)
見た目はキャラメル色で、キャラメルほどは光沢がなくて乾いた感じ。
四角いブロック状で販売され、250g・1kgの分量で売られていることが多いので、とても大きく感じるかもしれません。
スキクイーンの製造法
一般的なチーズは、乳にレンネットや、酸を加え凝固させて作ります。
スキクイーンはその工法とは違い、乳にレンネットや、酸を加え凝固させるとホエー(乳清)が出ます。そのホエーをさらに煮詰め作るチーズです。
本来チーズつくりには不要なホエーを使って作るんだね!
そうそう、液体だけに見えるホエーにもまだまだチーズを作る栄養素が多く含まれているみたいだよー
以下スキクイーンの製造方法です。
- チーズ作りなどで余ったホエーにクリーム・乳を加える
- 3~6時間程度沸騰させ水分を飛ばす
- 茶色くなるまで撹拌を続ける
- 型に入れ成形
- 完成
ほかにもホエーを使ったチーズにはリコッタチーズが有名です。
こうやって沸騰させて撹拌させることで、乳成分が茶色く、キャラメルのような風味になるんだね
スキクイーンを食べてみての感想
本来薄く削いでパンなどに乗せて食べる方法が一般的だそう。
私たちはヤギ乳を使ったスキクイーンを小さなブロック状にしてみたり、削ぐものがなかったので皮をむくピーラーで削いで食べてみました。
ブロック状にするとキャラメルほど固くなくバターのようなふにゃっと柔らか食感。
削いだものはふわっとしていて、さらにキャラメル風味甘さ、後半には塩味が強く感じられるようになりました。
目をつぶって食べるとスキクイーンではなく、塩キャラメルと間違えてしまうほど。
ヤギ乳を使ったチーズなのに、ヤギ乳の風味はせず、だれにでも食べやすいチーズだと思いました。
ブロック状はそのままか、飲み物と一緒に。
削いだものは塩味が強く感じられるので、やはりパンなどに乗せて食べる方法が1番美味しく食べられる方法かな?
初めはキャラメルのような香ばしさ、後半にはチーズがたまに主張してくるような…そんな未体験なチーズでした。
スキクイーンを購入するなら
私達が食べたものと同じものはこちら!ヤギ乳を使っているタイプです。
まったくクセがなくて、ヤギ乳の風味は0なのでクセのあるものが苦手な方でもお試しを!
今回購入したお店紹介
対面式の売り場なので、知識がなくても、店員さんが50‐100種類ある中から選んでくれるよ!
ワイン、ビールに合うチーズ、そのままでおいしいチーズ、いろいろ聞いてみてください!
キャトルフォイユ 北千住店
〒120-8501 東京都足立区千住3-92北千住マルイB1F
https://www.q-feuilles-kamakura.com/